様々なケースで感じた事・・・
朝夕の風がほんの少し涼しく感じられるようになったような気がしています。
この夏は本当に暑く熱中症を心配する毎日でしたが、市内の高齢者の皆様に大きな事故も起こらず、ホッとしているところです。
4月から様々な御相談を受けており、心配するケースもありましたが、改めて生活環境(住まい、食事、衛生…)がいかに重要かを感じた瞬間がありましたので御紹介します。
〇市内在住のMさん(82歳)
駆けつけた時には自宅(独居)ですでに一人で立ち上がれない状況でした。数週間の入院の後、認知症もあられるため市内のグループホームで生活されています。
初めは私たちに対しても不信感を持って話されていましたが、先日久しぶりにお会いしたところ…
「毎日美味しい食事を準備してもらい、家に一人でいた時に比べたら、幸せだ。」
環境が変わるだけで、表情も明るくなられていました。
同じような感想をもったケースが他にもあり、支援の重要性を実感しました。
介護に携われている皆様に感謝申し上げます。
キーワードは「地域づくり」「高齢者見守り」・・・
介護保険制度が変わりつつある事をご存知でしょうか?
もちろん介護が必要になれば、被保険者は介護保険のサービスを利用することができます。が、基本的な考え方として「可能な限り住み慣れた地域でその人らしい生活を継続できるように」という目標を掲げています。
そのためには、介護予防や日常生活支援の体制づくりが必須であり、この仕組みを支えるには地域の支え合い、「地域づくり」が重要なキーワードです!
昨年より「高齢者見守り活動」協定締結も高齢者の日常生活支援の一つとして取り組んでいます。
※セブン-イレブン・ジャパン社と協定締結後に「高齢者見守り事業の意見交換会」(セブンミール試食を含む)を開催しました。高齢者見守りの関係者として、セブン-イレブン店舗の従業員の方々と介護に携わる介護支援専門員の方々に参加いただきました。
小松市長にも出席いただきました。
お詫び「定期的な更新ができず申し訳ありません・・・」
大雨が続いた梅雨もあけ、暑い夏がやってきました。
7月に入り、様々なケース対応が続き、新しい情報が
お伝えできず、申し訳ありません。
介護保険サービスの担当者会議など・・・
スタッフ総出で日々対応しています。
9月の敬老会準備も始まっています。
来週は(株)セブン-イレブン・ジャパンとの高齢者見守り活動に関する協定を締結し、
地域に着目した意見交換会を開催します。
夏は始まったばかり・・・熱中症にはくれぐれも注意してお過ごしください!!
※写真は市内御船山楽園「納涼竹あかり」の写真です。
いきいき百歳体操 ~体力測定編~
本日は上西山公民館で行っているいきいき百歳体操の体力測定を行いました。
新規に始められた地区は実施はじめに体力測定を行い、始める前の身体機能を測ります。その後体操を毎週実施してもらい3か月後に体力測定を行って体操の効果を評価しています。
結果を見比べながらみなさん結構楽しそうです。
体力測定の後は理学療法士さんによるお話もしていただきました。
高齢になってくると運動をしても効果がないと思われがちですが、アメリカの研究では「90歳以上になっても短期間の簡単な運動で筋力を2倍以上にできる」ということが分かっています\(◎o◎)/ビックリ!!
いつまでも元気で自立した生活を送るためにもみなさん継続して頑張りましょう!
「なるほど介護保険①:ケアマネジャーはあなたの良きパートナー」
第一回目のテーマは「ケアマネジャー」。
みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「ケアマネジャー」とは2000年4月に介護保険制度が始まる時に新しく誕生した資格で、正式には『介護支援専門員(かいごしえんせんもんいん)』と言います。
介護保険制度の中核を担う重要な専門職と言われています。
ケアマネジャーの役割は・・・
・ご本人やご家族からの相談を受け、介護支援計画書(ケアプラン)を作成します。
・介護サービス事業者等と連携しサービス調整を行います。
・サービス開始後も定期的な訪問を行い、きちんとサービス提供が行われているか、利用者の生活や介護の必要性が変化していないかなどを確認します。
・必要に応じてケアプランの変更、サービスの調整を行います。
⇒ 介護が必要になっても、その人らしい生活を送ることができるようサポートする「良きパートナー」です。
現在、武雄市内のケアマネジャーは50名以上がそれぞれの居宅介護支援事業所(市内14か所)に所属され活躍されています。
武雄市地域包括支援センターにも6名のケアマネジャーが所属しています。
「ケアマネジャーについてもっと知りたい!」、「サービスを利用したのでケアマネジャーを紹介してほしい!」などのご相談は武雄市地域包括支援センターにお気軽にお申し付けください。