武雄市地域包括支援センター

高齢者の方々の介護サービス、日常生活支援などの総合的な相談窓口です。

「認知症見守り声掛け訓練」予行練習

7/3に実施される訓練の打合せに、社協へお邪魔しています。
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この訓練は「武雄市ボランティア連絡協議会・北方ブロック」の自主的な勉強会として、社協を中心として、市包括支援センターや認知症キャラバンメイトも協力して、実施する予定です。
認知症の方を見かけた時にどう声掛けしていいのか、どこに通報するのか、どういう目的で訓練をするのかなど、打合せの段階からボラ連の方々より様々な意見が出ています。
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ボラ連の皆様方のやる気が凄くみれる雰囲気で、有難いな~、凄いな~と思いました。
初めての試みなので、とりあえず市包括も協力してやってみたいと思います。

認知症サポーター養成講座<川登中学校編>

今日は川登中学校認知症サポーター養成講座を行いました

 

講師は社会福祉協議会の原さんf:id:tasshaka:20180612171151j:plain

認知症についてわかりやすく理解してもらうため

認知症のもの忘れ」のことを

手作りの新聞ボールを使ってお話しされました

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二人ペアになってワークに取り組んでもらい

生徒さんたちは楽しみながら受講していた様子でした

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中学生が認知症サポーターとして

いることがとても心強いです(^^)

 

 

 

 

100歳体操 ~北方町 医王寺~

5月18日 北方町医王寺で「100歳体操」が行われました。

朝からの大雨にも関わらず、4名の方が参加をしていただきました。

 

まず、体力測定を実施。毎週の体操のおかげかみなさん状態は維持されておりました。

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理学療法士の先生からのお話しをお聞きしました。

今回は「膝の痛みを予防しよう!」

要支援の介護の原因は「関節疾患」がナンバー1!だそうです。

女性高齢者の70%以上にみられる国民病。

 

※膝関節症になりやすい人チェック!

□ 太ももの筋肉が低下している。

□ 肥満傾向の人。

□ О脚、X脚の人。

□ 高齢の女性。

□ 今までに膝を酷使した人。

心当たりのある方は要注意です!

 

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あるテレビ番組で100歳以上生きられた某有名な双子のご長寿の妹さん。

5人の娘さんの子育てをされたパワフルお母さん!

娘さん方にお話しされていらっしゃった「家訓」があるそうです。

1 自分の事は自分でする。

2 家に閉じこもらない。

3 笑うこと。

4 感謝の心を忘れない。

5 肉や魚をよく食べる。

「人間は足から弱くなる!」とおっしゃられていたそうで、

5番目の娘さんは95歳になった今も笑顔で自転車を運転されるほどお元気で驚きでした!

 

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最後に先生のご指導で簡単な運動をおしえていただきました。

○ ふくらはぎのストレッチ

○ 膝を伸ばす運動

○ 脚の後ろ上げ

○ 脚の横上げ

○ 椅子の立ち上がり運動

無理なく続けていくことが大切です。

 

皆さんから「畑仕事や、お散歩をしているよ。」

とお話しが聞け、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

武雄中学校で「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

5月11日、武雄中学校の2年生を対象に

認知症サポーター養成講座」を開催しました。

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講師は、介護福祉士として現場で大活躍の馬渡先生

認知症」や認知症の症状に対する具体的な関わり方について

わかりやすく話していただきました。

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生徒さんたちは、準備から司会進行までテキパキと動いて元気よく、

かつ、真剣に受講していました。

 

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認知症に関する率直な意見を出し合い、発表ではたくさん手が挙がり活発的なグループワークでした。

 

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今年度も武雄市内の中学2年生に「認知症サポータ養成講座」を受講していただきます。

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子どもも大人もみんな、認知症に対する正しい知識をもって行動することが、

「安心して暮らせるやさしい街」ひいては地域包括ケアへの大切な第一歩となるのではと思いました。

 

 

 

 

 

 

歩いて健康教室 ~網土原1回目~

4/25より山内町網土原で「歩いて健康教室」を開始しました。

歩いて健康教室は、昨年若木でモデル的に実施していたものを、今年度より本格的に開始した事業で、歩数計と専用のカレンダーを配布し運動習慣をつけることを目的とした事業です。副島整形外科の理学療法士さんの協力のもと、効率的な運動の仕方を学びながら、運動を習慣化できるよう支援をしていきます。

本日は初回で体力測定を実施しました。項目は握力や5m歩行などの基本的なものと、体組成計を使った測定をしました。
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そのほか、現在の生活状況などのアンケートや認知機能のテストも行いました。
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体組成計の結果はすぐにプリントアウトし、筋肉量や脂肪量をチェックし自分の状態の把握をしてもらいました。
下肢筋力が低い方やたんぱく質が不足している方、脂質が多い方など課題は様々で、結果を見ながら「これは運動せんといけん!」と言われる方もいらっしゃいました。

今後の流れは、
本日  体力測定、歩数計・カレンダーお渡し
毎日  歩数計をつけて生活&ウォーキング、カレンダーに記録
毎月  ひと月分の歩数を集計→来月の目標設定 
    理学療法士による効果的な運動についての講話
半年後 体力測定

半年後に少しでも筋肉量アップ、内臓脂肪の減少ができるように頑張っていきましょう!!
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ふれあいいきいき「サロンの集い」~武雄市社協~

3/2(金)に武雄市文化会館にて「社協サロン総会」がありました。

当日の参加者は約100名、うち男性が約20名。

民生委員の冨永会長があいさつで、
「現在サロンは117ヵ所に増えました。これからもますますサロンを増やし地域とのつながりを強めていきましょう‼」
「サロンの参加者はほぼ女性で男性の参加がない。でも今日の参加者の中に男性がポツ・ポツ・ポツといらっしゃる。この方達が男のサロンを広げていってくれると期待します‼」
と、心強いお言葉がありました。
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冨永会長は明るく皆を引き込むオーラがある方なので、この会長がいらっしゃれば、女性サロンだけでなく男性サロンもどんどん広がっていくんじゃないかなって思います。

その後、社協の地域福祉担当の原さんから「サロンアンケートの報告」がありました。

・普段の楽しみ…テレビ34%、新聞雑誌20%
・地区の行事 …参加87%
・食事 …自炊50%、家族が作る24%
・困った時は …家族に相談約60%
※救急車5%、相談相手いない1%(211人中)
この方達が心配。社協も支援していきたい。
・運動教室 …興味あり(手軽ならも含む)94%
・サロンの距離…近い70%、少し遠い19%
・サロン参加費…必要なら負担してよい56%
低額なら負担してよい36%
・現在の参加費…100円、200円が多い
・サロンの効果…認知症予防になっている97%
寂しさ・不安がなくなった75%
・サロンがなくなったら…困る・少し困る89%
・サロンの規模…10人以下39%、15人以下33%
・サロン担い手…2人26%、3人20%、1人17%
※1人では負担大が心配

[サロン代表者]
・サロンの頻度…月2回、月1回、週1回ならやれる
・頻度増やすには…協力者、助成金、場所があれば

代表者の方々は、サロンを通して、人と話す機会が増え、閉じこもり防止になり、安否確認もできると感じていらっしゃいます。
また、いろんな方に参加者してもらいたいけど参加者が増えれば運営が心配だし、サロンの内容に行き詰まったり、担い手が少なかったり、と色んな悩みを抱えながらも、大変だけど地域のお世話が出来て嬉しいと、やりがいを感じてサロンをしていただいてるようです。
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社協の原さんから、
公的サービスを利用すれば、地域から疎遠になるし利用料金もかかる。サロンなら、地域との繋がりが強くなり、100円~200円とお財布にもやさしい。
良いことづくめですよ、と。

また、高齢者だけでなくあらゆる世代が交流できるサロンになれば、世代交流が生み出す効果は計り知れない。社協はそんなサロンを目指します、と。

市包括としても、介護予防や認知症予防の紹介・支援をしたりと、サロンを広げていけるよう社協と協力しながら頑張ります‼

西川登町地域包括ケアシステム勉強会

平成30年2月26日(月)西川登町で、第3回目の地域包括ケアシステム勉強会が開催されました。f:id:tasshaka:20180228131216j:plain

 

今回の勉強会では、過去2回の勉強会の振り返りと、3月に発足する第2層協議体(※1)の構成メンバー、協議体発足までのタイムスケジュールについて協議されました。

 

1回目の勉強会を昨年11月に開催してから3か月。地区社協の会長さんをはじめ、第1層協議体の委員さん、公民館の職員さんを中心として、わがまち西川登町の高齢者支援の体制づくりをどのように進めていくかを積極的に考えていただきました。

勉強会に参加された方も、最初は「地域包括ケアシステムって何?」「ぼんやりして、雲をつかむような話」と話されていましたが、勉強会を重ねていくうちに地域の高齢者を地域で支えていくこと、年をとっても元気なうちは担い手側になることなど、わが事としてとらえていただくようになりました。

 

3月には地区社協のメンバーを中心とした西川登町第2層協議体が発足し、その中心となる生活支援コーディネーター(※2)が配置されます。

 

地域で高齢者の支援体制を作ることは容易ではないと思いますが、西川登町のみなさんの熱意、地域を思う気持ちがあれば、きっといいアイディアが生まれると思います。

市はこれからも西川登町の取り組みを応援していきます。

 

(※1)情報共有や話し合いの場で、地域ニーズの把握、生活支援の担い手の養成や仕

    組みづくりを行う。

(※2)生活支援や介護予防サービスの提供体制作りの中心

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