認知症見守り声掛け訓練
7月3日、武雄市ボランティア協議会・北方ブロック主催 の
「認知症見守り声掛け訓練」が行われました。
台風7号が最接近しており雨風が強いなか、
北方ブロックのメンバーのみなさん、社会福祉協議会のみなさん、
認知症サポーターキャラバンメイトさんなどなど
たくさんの参加がありました。
キャラバンメイトの鳥越さんによる体験報告
そして対応の仕方のアドバイスを受けた後
訓練スタート
認知症になりきるメンバーさんは迫真の演技です。
どうやって声掛けしたらいいのか
みなさん真剣に考えながら、時々笑いを交えながら
楽しく実のある訓練だったようです。
実際に携帯電話を使って
社会福祉協議会へ連絡する場面も
訓練後はみなさんで振り返り
「認知症役をして初めて対応の難しさを身をもって感じた」
「こういう声掛けをしてほしいと思った」など
率直な感想がどんどんでていました。
音楽療法で介護予防教室~在宅介護支援センターひいらぎ~
6月14日、日輪荘で介護予防教室を実施しました。
この日は、音楽療法を通して、回想による記憶の改善や音楽に合わせて体を動かすことにより運動機能・認知機能の維持を図ることを目的に実施しました。
歌は歌詞なしで伴奏のみで思い出しながら歌ってみたり、歌詞の意味を考え情景をイメージしながら、歌とともに昔のことを思い出しながら歌うことで、脳へ刺激を与えることができるよう工夫されていました。
歌うことで、笑顔になり、周りと話されることで、脳への刺激になる。また、歌うと唾液の分泌がよくなり、嚥下機能の低下も予防できます。
今回実施した音楽療法を健康長寿のヒントの一つとして、今後の生活に活かしてもらえたらと思います。
家族介護者教室の開催(ひいらぎ)
6月6日、在宅介護支援センターひいらぎで家族介護者教室を開催しました。
家族介護者教室は、介護の方法や健康づくりについて在宅で介護をされいている家族の方を対象として行っている教室です。
今回のテーマは「アロマセラピー」
リラックス効果があるもの、消毒効果があるものなど効能について理解を深めつつ、アロマスプレー作りを体験され、終始リラックスされた様子で香りを楽しまれていました。
休憩を挟んだ後は、家族同士で意見交換が行われました。
それぞれ自宅での介護の状況やそれに対する対応について話され、状況によりさまざまな大変さや悩み、介護の方法、向き合い方があることが再認識できました。
また介護を行う上で大切なことはストレスをためないこと。リフレッシュにつながるような、趣味を持つことの大切さも感じることができました。
100歳体操 ~北方町 医王寺~
5月18日 北方町医王寺で「100歳体操」が行われました。
朝からの大雨にも関わらず、4名の方が参加をしていただきました。
まず、体力測定を実施。毎週の体操のおかげかみなさん状態は維持されておりました。
理学療法士の先生からのお話しをお聞きしました。
今回は「膝の痛みを予防しよう!」
要支援の介護の原因は「関節疾患」がナンバー1!だそうです。
女性高齢者の70%以上にみられる国民病。
※膝関節症になりやすい人チェック!
□ 太ももの筋肉が低下している。
□ 肥満傾向の人。
□ О脚、X脚の人。
□ 高齢の女性。
□ 今までに膝を酷使した人。
心当たりのある方は要注意です!
あるテレビ番組で100歳以上生きられた某有名な双子のご長寿の妹さん。
5人の娘さんの子育てをされたパワフルお母さん!
娘さん方にお話しされていらっしゃった「家訓」があるそうです。
1 自分の事は自分でする。
2 家に閉じこもらない。
3 笑うこと。
4 感謝の心を忘れない。
5 肉や魚をよく食べる。
「人間は足から弱くなる!」とおっしゃられていたそうで、
5番目の娘さんは95歳になった今も笑顔で自転車を運転されるほどお元気で驚きでした!
最後に先生のご指導で簡単な運動をおしえていただきました。
○ ふくらはぎのストレッチ
○ 膝を伸ばす運動
○ 脚の後ろ上げ
○ 脚の横上げ
○ 椅子の立ち上がり運動
無理なく続けていくことが大切です。
皆さんから「畑仕事や、お散歩をしているよ。」
とお話しが聞け、とても楽しい時間を過ごすことができました。
武雄中学校で「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
5月11日、武雄中学校の2年生を対象に
「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
講師は、介護福祉士として現場で大活躍の馬渡先生。
わかりやすく話していただきました。
生徒さんたちは、準備から司会進行までテキパキと動いて元気よく、
かつ、真剣に受講していました。
認知症に関する率直な意見を出し合い、発表ではたくさん手が挙がり活発的なグループワークでした。
今年度も武雄市内の中学2年生に「認知症サポータ養成講座」を受講していただきます。
子どもも大人もみんな、認知症に対する正しい知識をもって行動することが、
「安心して暮らせるやさしい街」ひいては地域包括ケアへの大切な第一歩となるのではと思いました。