武雄市介護支援専門員研修会
5月23日(火)、山内支所2-3会議室にて武雄市介護支援専門員研修会を開催しました。
今回は「生活支援体制整備事業」についての説明、武雄市生活支援コーディネーターの紹介をした後に、意見交換会(グループワーク)を行いました。
意見交換会のテーマは「在宅で生活するために必要なサービス」として、介護保険サービスに関わらず「こういうサービスがあったらいいのに…」とか「こういうサービスが有効だった」といったことについて、地域ごとにグループに別れ自由に意見を出してもらいました。
武雄市には経験豊富なケアマネジャーがたくさん在籍されており、その経験を踏まえた貴重な意見が次々と出されました。
○各グループからの意見発表(主なものを抜粋)
「こういうサービスがあったらいいのに」
・配食サービス:朝食があれば。もっと利用したい。
・24時間対応や夜間の訪問介護、遅い時間まで対応するデイサービス。制度はあっても実施する事業所がない。
・服薬の確認をしてくれるサービス。
・半日型(リハビリ中心)のデイサービスを希望する人が前期高齢者に多い。
・「買い物に困っている」と言っても、その実情は様々。
(スーパーまで行けない、重い荷物を持つことができない、自分で商品を見て選びたい、買ってきてくれればいい…など。)
・地理的に交通の便が悪いため送迎のニーズが高い地域がある。
・介護保険の訪問介護では対象とならないサービスのニーズもある。
(大掃除、衣替え、長時間の付き添いなど)
「こういうサービスが有効だった」
・往診や病院の送迎について武雄市は充実している方ではないか。
・粗大ごみの処分(2tトラック1台分3,000円)
意見発表を受け生活支援コーディネーターからは「貴重な意見ありがとうござました。今後の活動の参考にさせていただきたいと思います。実現が難しいものであっても、他の方法で補完できるような代替案を考えるようにしたい」とお話がありました。
次回6月の武雄市介護支援専門員研修会は「事例検討会」を予定しております。