家族介護者教室の開催(ひいらぎ)
6月6日、在宅介護支援センターひいらぎで家族介護者教室を開催しました。
家族介護者教室は、介護の方法や健康づくりについて在宅で介護をされいている家族の方を対象として行っている教室です。
今回のテーマは「アロマセラピー」
リラックス効果があるもの、消毒効果があるものなど効能について理解を深めつつ、アロマスプレー作りを体験され、終始リラックスされた様子で香りを楽しまれていました。
休憩を挟んだ後は、家族同士で意見交換が行われました。
それぞれ自宅での介護の状況やそれに対する対応について話され、状況によりさまざまな大変さや悩み、介護の方法、向き合い方があることが再認識できました。
また介護を行う上で大切なことはストレスをためないこと。リフレッシュにつながるような、趣味を持つことの大切さも感じることができました。
100歳体操 ~北方町 医王寺~
5月18日 北方町医王寺で「100歳体操」が行われました。
朝からの大雨にも関わらず、4名の方が参加をしていただきました。
まず、体力測定を実施。毎週の体操のおかげかみなさん状態は維持されておりました。
理学療法士の先生からのお話しをお聞きしました。
今回は「膝の痛みを予防しよう!」
要支援の介護の原因は「関節疾患」がナンバー1!だそうです。
女性高齢者の70%以上にみられる国民病。
※膝関節症になりやすい人チェック!
□ 太ももの筋肉が低下している。
□ 肥満傾向の人。
□ О脚、X脚の人。
□ 高齢の女性。
□ 今までに膝を酷使した人。
心当たりのある方は要注意です!
あるテレビ番組で100歳以上生きられた某有名な双子のご長寿の妹さん。
5人の娘さんの子育てをされたパワフルお母さん!
娘さん方にお話しされていらっしゃった「家訓」があるそうです。
1 自分の事は自分でする。
2 家に閉じこもらない。
3 笑うこと。
4 感謝の心を忘れない。
5 肉や魚をよく食べる。
「人間は足から弱くなる!」とおっしゃられていたそうで、
5番目の娘さんは95歳になった今も笑顔で自転車を運転されるほどお元気で驚きでした!
最後に先生のご指導で簡単な運動をおしえていただきました。
○ ふくらはぎのストレッチ
○ 膝を伸ばす運動
○ 脚の後ろ上げ
○ 脚の横上げ
○ 椅子の立ち上がり運動
無理なく続けていくことが大切です。
皆さんから「畑仕事や、お散歩をしているよ。」
とお話しが聞け、とても楽しい時間を過ごすことができました。
武雄中学校で「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
5月11日、武雄中学校の2年生を対象に
「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
講師は、介護福祉士として現場で大活躍の馬渡先生。
わかりやすく話していただきました。
生徒さんたちは、準備から司会進行までテキパキと動いて元気よく、
かつ、真剣に受講していました。
認知症に関する率直な意見を出し合い、発表ではたくさん手が挙がり活発的なグループワークでした。
今年度も武雄市内の中学2年生に「認知症サポータ養成講座」を受講していただきます。
子どもも大人もみんな、認知症に対する正しい知識をもって行動することが、
「安心して暮らせるやさしい街」ひいては地域包括ケアへの大切な第一歩となるのではと思いました。
歩いて健康教室 ~網土原1回目~
4/25より山内町網土原で「歩いて健康教室」を開始しました。
歩いて健康教室は、昨年若木でモデル的に実施していたものを、今年度より本格的に開始した事業で、歩数計と専用のカレンダーを配布し運動習慣をつけることを目的とした事業です。副島整形外科の理学療法士さんの協力のもと、効率的な運動の仕方を学びながら、運動を習慣化できるよう支援をしていきます。
本日は初回で体力測定を実施しました。項目は握力や5m歩行などの基本的なものと、体組成計を使った測定をしました。
そのほか、現在の生活状況などのアンケートや認知機能のテストも行いました。
体組成計の結果はすぐにプリントアウトし、筋肉量や脂肪量をチェックし自分の状態の把握をしてもらいました。
下肢筋力が低い方やたんぱく質が不足している方、脂質が多い方など課題は様々で、結果を見ながら「これは運動せんといけん!」と言われる方もいらっしゃいました。
今後の流れは、
本日 体力測定、歩数計・カレンダーお渡し
毎日 歩数計をつけて生活&ウォーキング、カレンダーに記録
毎月 ひと月分の歩数を集計→来月の目標設定
理学療法士による効果的な運動についての講話
半年後 体力測定
半年後に少しでも筋肉量アップ、内臓脂肪の減少ができるように頑張っていきましょう!!
ふれあいいきいき「サロンの集い」~武雄市社協~
3/2(金)に武雄市文化会館にて「社協サロン総会」がありました。
当日の参加者は約100名、うち男性が約20名。
民生委員の冨永会長があいさつで、
「現在サロンは117ヵ所に増えました。これからもますますサロンを増やし地域とのつながりを強めていきましょう‼」
「サロンの参加者はほぼ女性で男性の参加がない。でも今日の参加者の中に男性がポツ・ポツ・ポツといらっしゃる。この方達が男のサロンを広げていってくれると期待します‼」
と、心強いお言葉がありました。
冨永会長は明るく皆を引き込むオーラがある方なので、この会長がいらっしゃれば、女性サロンだけでなく男性サロンもどんどん広がっていくんじゃないかなって思います。
その後、社協の地域福祉担当の原さんから「サロンアンケートの報告」がありました。
・普段の楽しみ…テレビ34%、新聞雑誌20%
・地区の行事 …参加87%
・食事 …自炊50%、家族が作る24%
・困った時は …家族に相談約60%
※救急車5%、相談相手いない1%(211人中)
この方達が心配。社協も支援していきたい。
・運動教室 …興味あり(手軽ならも含む)94%
・サロンの距離…近い70%、少し遠い19%
・サロン参加費…必要なら負担してよい56%
低額なら負担してよい36%
・現在の参加費…100円、200円が多い
・サロンの効果…認知症予防になっている97%
寂しさ・不安がなくなった75%
・サロンがなくなったら…困る・少し困る89%
・サロンの規模…10人以下39%、15人以下33%
・サロン担い手…2人26%、3人20%、1人17%
※1人では負担大が心配
[サロン代表者]
・サロンの頻度…月2回、月1回、週1回ならやれる
・頻度増やすには…協力者、助成金、場所があれば
代表者の方々は、サロンを通して、人と話す機会が増え、閉じこもり防止になり、安否確認もできると感じていらっしゃいます。
また、いろんな方に参加者してもらいたいけど参加者が増えれば運営が心配だし、サロンの内容に行き詰まったり、担い手が少なかったり、と色んな悩みを抱えながらも、大変だけど地域のお世話が出来て嬉しいと、やりがいを感じてサロンをしていただいてるようです。
社協の原さんから、
公的サービスを利用すれば、地域から疎遠になるし利用料金もかかる。サロンなら、地域との繋がりが強くなり、100円~200円とお財布にもやさしい。
良いことづくめですよ、と。
また、高齢者だけでなくあらゆる世代が交流できるサロンになれば、世代交流が生み出す効果は計り知れない。社協はそんなサロンを目指します、と。