中学生が認知症サポーターに!(川登中)
先週金曜日に川登中で認知症サポーター養成講座をしました!
キャラバンメイト(講師の先生)は、東川登町にあるグループホーム『みふね庵』の黒尾丸さんです。
グループホームは認知症の方のための施設で、実際に黒尾丸さんが出会った方のお話もありました。
黒板にある模造紙の絵は、普段グループホームで貼ってあるそうです。
最後は、『認知症の方に限らず、困っている人の気持ちを察するようにしてください』とお話されていました。
認知症の方も、そうでない方も、みんながくらしやすい地域になるといいですね(^^)
市内の中学校2年生を対象とした認知症サポーター養成講座、残すは北方中のみとなりました!
明日の午後実施予定です。みなさんよろしくお願いします。
高齢者の生活援助の一助に ~セブン⁻イレブンの移動販売車が武雄市に!~
武雄市では、平成28年7月に株式会社セブン⁻イレブン・ジャパンと「武雄市高齢者見守り活動に関する協定」を締結しています。
この度セブン⁻イレブン武雄朝日町店に移動販売車(セブンあんしんお届け便)が導入されることとなりました。
この移動販売車、全国では38台が稼働しており、九州では5台目とのこと。
オーナーの松尾さん御夫妻は、従業員の方や地域の方から「買い物をするお店がない。」「買い物に行きたいけど移動手段がない。」などの声を聞いて、移動販売車導入を決意されたとのことです。普段の配達サービス(セブンミール)を通して、高齢者の独居世帯や高齢者のみの世帯が増えていることを実感しておられ、配達が高齢者の方の安否確認にもなっており、時にはちょっとした生活支援(高い所の物を降ろす、重い物を運ぶなど)をされているとのことでした。また、会話を通して高齢者の方の嬉しそうな顔を見ると、こちらの方が元気をもらっている、と話されていました。
移動販売車は7月から稼働する予定です。
移動販売車が、地域の高齢者の生活支援の一助になることに期待します。
中学生が認知症サポーターに!(武雄青陵中)
皆さん「認知症サポーター」をご存知でしょうか?
認知症について正しい知識を持ち、認知症の方やその家族を応援する人です。
応援と言っても何か特別なことをするわけではなく、温かく見守ることも応援の1つになります。
認知症サポーターは、佐賀県内にも約7万4千人、全国では約883万人いらっしゃいます。
武雄市では、早い時期から認知症について知ってほしいという思いから、市内中学生(2年生)を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催しています。
今回は武雄青陵中学校で開催しました!
講義だけではなく、先生と生徒にご協力いただき認知症の方とその家族の劇をして、グループワークもしました。
「もし自分だったらどう感じるか」
「どのように対応したらよいか」
を考えて発表してもらいました。
とても良い意見がたくさん出て、皆さんが認知症に対して真剣に考えてくれていることが伝わってきました。
今月は他の市内中学校でも開催します。
認知症の方やその家族にとってやさしい地域づくりをこれからも目指していきます!
武雄市介護支援専門員研修会
5月23日(火)、山内支所2-3会議室にて武雄市介護支援専門員研修会を開催しました。
今回は「生活支援体制整備事業」についての説明、武雄市生活支援コーディネーターの紹介をした後に、意見交換会(グループワーク)を行いました。
意見交換会のテーマは「在宅で生活するために必要なサービス」として、介護保険サービスに関わらず「こういうサービスがあったらいいのに…」とか「こういうサービスが有効だった」といったことについて、地域ごとにグループに別れ自由に意見を出してもらいました。
武雄市には経験豊富なケアマネジャーがたくさん在籍されており、その経験を踏まえた貴重な意見が次々と出されました。
○各グループからの意見発表(主なものを抜粋)
「こういうサービスがあったらいいのに」
・配食サービス:朝食があれば。もっと利用したい。
・24時間対応や夜間の訪問介護、遅い時間まで対応するデイサービス。制度はあっても実施する事業所がない。
・服薬の確認をしてくれるサービス。
・半日型(リハビリ中心)のデイサービスを希望する人が前期高齢者に多い。
・「買い物に困っている」と言っても、その実情は様々。
(スーパーまで行けない、重い荷物を持つことができない、自分で商品を見て選びたい、買ってきてくれればいい…など。)
・地理的に交通の便が悪いため送迎のニーズが高い地域がある。
・介護保険の訪問介護では対象とならないサービスのニーズもある。
(大掃除、衣替え、長時間の付き添いなど)
「こういうサービスが有効だった」
・往診や病院の送迎について武雄市は充実している方ではないか。
・粗大ごみの処分(2tトラック1台分3,000円)
意見発表を受け生活支援コーディネーターからは「貴重な意見ありがとうござました。今後の活動の参考にさせていただきたいと思います。実現が難しいものであっても、他の方法で補完できるような代替案を考えるようにしたい」とお話がありました。
次回6月の武雄市介護支援専門員研修会は「事例検討会」を予定しております。